第2回お台場セイルデザインコンテスト
次世代芸術家の育成を目的に、学生に限定したコンテストとして開催
- 【事業の目的】
次世代芸術家の育成振興
副都心の海辺の景観アップ - 【開催テーマ】
風・海・太陽=帆(セイル)
シーサイドを触発し、夏のお台場の海をイメージするセイルデザイン
市村 賢一様 掲出No.24 東京モード学園
【制作意図】
大自然を持つ地球。それを育む太陽。そのすべてを見据え、お台場の夏を目、耳、舌、鼻、そして肌の五感すべてで感じ、思いっきり遊んでほしい。
そんな思いを込めて作りました。
金久保 いづみ様 掲出No.8 東京モード学園
【制作意図】
灼熱の太陽と輝く海に染まった夏のお台場には、沢山の人や物が集まってくる。
それはまるで沢山の色の集合体。
お台場・太陽・海のそれぞれの力強さを、動きのあるアウトラインとビビットカラーで表現しました。
Bong Florence様 掲出No.9 東京モード学園
【制作意図】
眩しい太陽の下で洗濯物を干しているイメージです。
お台場のショップにはオシャレで話題性のある洋服店が多いことをセイルデザインでアピールしました。
風・海・太陽をテーマにした夏のお台場の海をイメージするセイルデザイン。第2回となる今回も数多くの作品が集まり、その中から選ばれた60作品が実際に夏のお台場で飾られることになりました。お台場を彩った一つ一つの作品はどれも個性的でデッキを歩く人々の目を止めていましたが、その中でも一際注目を集める作品がありました。それらの作品が今回のコンテストで上位入賞を果たしたわけですが、その違いは実際に飾られた時にどのように映えるかが計算されているかどうかにあったのではないかと思います。入賞作は、どれも作者が訴えたいメッセージが凝縮されているだけでなく、お台場の空や海に非常にマッチしたものでした。ここを歩く人の気持ちをイメージし、お台場のデッキに飾られたシーンをイメージし、そして訴えたいメッセージをデザインとして表現していく。その全てが高い次元でバランスを取った作品が上位入賞を果たしたと言えるでしょう。今回集まった数々の作品には、若いエネルギーが詰まっていました。来夏も新たな彩りをあたえてくれることを楽しみにしています。
1965年生まれ。株式会社リクルートにてクリエイティブディレクターとして数々のクライアントの広告やプロモーション、ブランディングを担当。その後、リクルート社のCM制作、ブランディングを行い、2005年株式会社インサイトコミュニケーションズ設立。現在は、人が動くコンセプト作り、コミュニケーションデザイン、クリエイティブディレクションを柱に数々のプロジェクトを推進中。1998年東京コピーライターズクラブ(TCC)最高新人賞受賞ほか、広告賞受賞多数。