第3回お台場セイルデザインコンテスト
次世代芸術家の育成を目的に、学生に限定したコンテストとして開催
- 【事業の目的】
次世代芸術家の育成振興
副都心の海辺の景観アップ - 【開催テーマ】
「お台場の未来」
今後ますます発展するお台場の未来を表現したデザイン
青山 広実様 掲出No.42 名古屋学芸大学
【制作意図】
お台場の海から、新しい明日、希望の未来が生まれて光を放つ様子を描きました。見てくれた人に、毎日集めている宝物のような思い出のひとつになってほしいというメッセージを込めました。
島崎 周麻様 掲出No.44 日本工学院専門学校
【制作意図】
遠い未来、お台場に足を運ぶ人たちの中に、このような人がいるとするなら、さぞかし楽しい場所になっているのではないだろうか!そんなことをイメージしながら制作しました。
成田 紗智恵様 掲出No.26 東京モード学園
【制作意図】
これから先も、お台場はますます発展していくことでしょう。それと共にお台場を訪れる人々がもっと幸せに、もっと笑顔になれるようにと、思いを込めて表現しました。
神崎 峰人様 掲出No.56 武蔵野美術大学
【制作意図】
これからのお台場は、ますます楽しいモノでいっぱいになるでしょう。その盛り沢山な賑やかさをハンバーガーで表現し、それらを沢山頬張ってほしい(楽しんでほしい)という気持ちを込めました。
徳留 春奈様 掲出No.41 麻生情報ビジネス専門学校
【制作意図】
お台場の明るい未来をカラフルで明るい色使いで表現し、太陽に向かう手は、私たちの手でお台場の未来を作り出していこう、発展させよう、という意味を込めました。
「お台場の未来」をテーマにさまざま表現でデッキに飾られたセイルたち。夏の青空と海の向こうに見える東京の街並みをバックに一つ一つの作品がとても映えていました。一次審査を通過し実際にデッキに飾られたセイルはどれも個性的で素晴らしいものでしたが、中でも目を引いたのは、やはりメッセージ性の強いものでした。「お台場の未来」が実際にどうなるかは誰もわかりません。でも、その未来を「こんな感じではないか」と考えて表現した人と、「こうなっていて欲しい」と思いを込めて表現した人では、作品から発せられるパワーが違ったのではないかと思います。すべてのクリエイティブは人の心を動かすことで価値を発揮します。自分が伝えたいことをしっかりと整理し、そのコンセプトに則ってメッセージを込めて表現することで作品は力を発揮するのだと思います。ここを歩く人の気持ちをイメージし、お台場のデッキに飾られたシーンをイメージし、そして訴えたいメッセージをデザインとして表現していく。その全てが高い次元でバランスを取った作品が上位入賞を果たしたと言えるでしょう。今回集まった数々の作品には、若いエネルギーが詰まっていました。来夏も新たな彩りをあたえてくれることを楽しみにしています。
1965年生まれ。株式会社リクルートにてクリエイティブディレクターとして数々のクライアントの広告やプロモーション、ブランディングを担当。その後、リクルート社のCM制作、ブランディングを行い、2005年株式会社インサイトコミュニケーションズ設立。現在は、人が動くコンセプト作り、コミュニケーションデザイン、クリエイティブディレクションを柱に数々のプロジェクトを推進中。1998年東京コピーライターズクラブ(TCC)最高新人賞受賞ほか、広告賞受賞多数。